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白いニーソックスの足

 僕はデジカメをぶら下げて、コスプレイベントにきていた。
 遊園地の一部を区切った会場はそんなに広くないけど、アニメやゲームのコスプレ衣装を着た女の子たちや、それを写真に納めようとするひとたちで賑わっている。
 デジカメを構え、人垣に向かう。
 立ち並ぶライバルの隙間から、露出度の高い青の胴着を着た女の子がちらっと見えた。格闘ゲーム「デッド・オア・アライブ」に出てくる忍者のかすみだ。ちょっと古いけど、僕の好きなキャラだ。
 なるほど、この人気もうなずける。
 白いニーソックスに青い篭手と脚絆を着けた忍者姿の女の子は、とても可愛かった。
 栗色の髪をポニーテイルにしていて、肌が白く、猫目で童顔なところがかすみに似ている。難点をいえば、胸がちっとも膨らんでないこと。
 まだ高校生くらいかな。華奢で、抱きしめたら折れそうなくらい腰が細い。
 僕はわくわくしながら、人垣に突入する。
「ごめんなさーい! ちょっと休憩入りまぁーす!」
 かすみのコスプレをした女の子がそういった。ぺこりと頭を下げて、その場から去ろうとしている。
 そ、そんな! あと1枚くらい、撮らせてよ!
 僕は人混みをかき分けながら、彼女を追いかけた。
 
 かすみのコスプレをした女の子は、チケット売り場だと思われる小さな小屋と小屋の間の通路に、すっと入っていった。
 奥にはフェンスが見える。ってことは、この先は行き止まりだよね。不審に思いつつも、僕は通路に入る。
「……あれ? いない?」
 そんなバカなと思いながら、僕は忍び足で狭い通路をゆっくり進む。フェンスの向こうには空が広がり、住宅街の屋根が見下ろせた。遊園地は、小高い丘の上にある。
 フェンスまで近づくと、建物との間に隙間があるのに気づいた。
「……んっ。……あっ。あンっ!」
 角の向こうから流れてきた可愛らしい喘ぎ声に、僕はドキッとする。
 まさか!
 心臓の音が漏れないように気をつけながら、そっと角から顔の半分を出す。
 そこは、幅1メートルくらいの狭い隙間だった。
 いた。
 かすみのコスプレをした栗色の髪の可愛い女の子が、5メートルくらい向こうで壁に凭れている。
 彼女は、青い胴着の前垂れをめくっていた。
 青いハイレグに包まれた隙間に、指を入ている。
 ハイレグの中で、もぞもぞと指が動く。
「……はぁン! ……んっ。あン!」
 この声、あの手つき。
 オナニーしているのか!?
 コスプレ衣装を着たまま、野外オナニーしているのか!?
 僕は勃起した。
 震える手でデジカメを構えると、彼女の全身が写るようにズームを調整して、シャッターを押す。
 パシャッ!
 フラッシュが瞬くとともに、彼女が僕に気づく。
「えっ!? なに!?」
「……ご、ごめんなさい。今のオナニー、撮っちゃいました」
 僕は、さっと隙間に入った。
 女の子が、目をまん丸に見開く。
「……ち、違うんです。そうじゃないんです。い、今のは……」
コスプレして、興奮しちゃったの? たくさん写真撮られて、濡れちゃったの?」
「ち、違います! ちょっと、食い込みを直しただけです!」
「そうかな。今撮った写真、とてもそうは見えないけど」
 脅迫じみた言葉が自分の口から出たことに、僕は驚いていた。
 写真を消去するんだ! という天使の声と、脅してレイプしちゃえ! という悪魔の声が、僕の頭の中で火花を散らす。
 悔しそうな顔で唇を噛む女の子に、僕はゆっくりと近づく。隙間は狭いし、奥は行き止まりだから、彼女は逃げられない。
「……じゃあ、見せてよ。オナニーしてるんじゃなかったら、濡れてないよね。前垂れめくって、パンツ見せてよ」
 なに気持ち悪いこといってるんだ! 犯罪者だぞ、それじゃあ! 心ではそう思いつつも、僕の顔はニヤニヤしていた。
「え? で、でも……」
オナニーしてたって、認める?」
「……わかりました。じゃあ、見せます」
 怒った顔をした彼女は、おずおずと前垂れをめくった。
 僕は彼女の正面で、しゃがんだ。
 細くすべすべした柔らかそうな太腿に、白いニーソックスが食い込んでいる。その根本。下腹部を覆うハイレグの青い衣装が、目の前にある。
 食い込んでいた。
 ハイレグのしわが、縦すじに沿ってくっきりと食い込んでいる。
 中に下着をはいてないのか? いや、このハイレグじゃあ無理か。つまり、この薄い布の向こうは、おまんこだ。
 僕はさっとデジカメを構え、シャッターを押した。フラッシュが瞬く。
 彼女はびっくりして前垂れを下ろすが、もう遅い。
「やっ! 写真撮らないでっ!」
「フラッシュ焚かないと、濡れてるかどうか確認できないだろ? 再生して、確認するよ」
 僕は震える指で再生モードにする。デジカメの小さなモニタに、彼女の股間が表示された。
 しっかりと、写っていた。
 染みだ。
 縦すじの食い込みに、小さな染みがある!
「……はは。あはははっ! やっぱ濡れてるじゃん! 染みができてる!」
「う、嘘っ! ちょっと見せてよ!」
「だめー。データ消されちゃかなわないからね。それよりも、嘘ついたでしょ。キミは、ここでオナニーしてた」
「……お願い。誰にもいわないで」
「認めた! コスプレに興奮してオナニーしてたこと、認めたね!」
「違うよ! ……写真撮られると、ぞくぞくしちゃうの。ファインダーに興奮しただけ」
「へえ。いつも写真撮られたあと、休憩でオナニーしてるんだ。まだ若いのに、変態だね。高校生?」
「……高2です。いつもじゃないです」
「17歳か。いいね。しなよ。写真撮ってあげる」
「……え?」
「オナニーしなよ。興奮するんでしょ? 僕が写真撮ってあげるよ」
 僕はデジカメを構えて、そういった。
 もはや僕の頭の中に天使はいなかった。悪逆非道な悪魔が、僕をけしかける。
「……オナニー見せたら、写真消去してくれる?」
「うん。いいよ。せっかく気持ちよくオナニーしてたのに、邪魔しちゃったからさ。これは僕なりの罪滅ぼしだよ。本当は、見られながらオナニーしたかったんだろ?」
「……うん。じゃ、する」
 自分で促しといてなんだけど、僕は驚いた。
 なんて素直な女の子なんだ!
 さっと、彼女は前垂れをめくる。背中を突き当たりの壁に付け、腰を前に出す。ニーソックスに包まれたふたつの脚が、僕の左右に伸びた。
 細い指が、青いハイレグの中に進入する。もそもそと動き、縦すじの部分に到着した。
「……んっ。あン!」
 ちゅくっ。
 ハイレグの中から、音が漏れる。
「……やだ。ほんとに濡れてる」
「す、すげえ。かすみのオナニーだ」
 僕はシャッターを押した。
 指が入ったハイレグ。開かれた股間。ニーソックスが食い込んだ太腿。そして、唇を噛んで目を潤ませた女子高生の表情。
 小屋の向こうから、ひとのざわめきが聞こえる。コスプレの撮影会が行われている遊園地で、僕は女子高生のコスプレオナニーを撮影している。
 たまらないな、これは。
 パシャッ! パシャッ!
 彼女も、僕と同じく興奮している。激しい指の動きが、それを証明していた。
「はぁン。……ねえ。もっと撮って」
「いいね! いいよ! エロ可愛い! ……む、胸もはだけちゃおうよ!」
「……うん」
 彼女は股間から手を出し、両手で青い胴着をぐっと左右に引っ張る。
 おっぱいだ!
 男の子のように平たい胸と、薄桃色の乳首があらわになった!
 僕は何度もシャッターを切る。
「ノーブラ!? ブラジャー着てないの?」
「……だって、衣装の邪魔だし。着けない方が、衣装にこすれて気持ちいいもん」
「ははっ。やっぱ変態じゃんか。それにしても、ぺったんこだな。本当に17歳?」
「し、失礼だよ、それ!」
「そんな貧乳で、かすみのコスプレするなんて、おこがましいよ」
「仕方ないじゃん! この衣装、えっちで好きなんだもん!」
露出度高いからね。この、エロ高校生め!」
「エロくないよ!」
 そういいながらも、彼女はぺったんこなおっぱいを揉み始める。硬くなった乳首を、指でぺしぺし弾いている。
 ずるずると背中をこすりながら、彼女の身体が下がってきた。ぺたんと、地面に尻を着く。僕を挟むように、脚を左右に広げる。しゃがんでデジカメを構える僕より、目の位置が下になった。
 白い手で揉まれるおっぱいが、よく見える。ぺったんこだけど、柔らかそうだ。
 貧乳なかすみのオナニー。
 マニアックだ。
「……ね、見せて?」
 すっと、彼女の手が伸びてきた。僕にジーンズのファスナーを、不器用な手つきで下ろす。
「な!? なにしてんの!?」
「見たいの。あたしのオナニー見て、どうなってるの?」
 嫌がるふりをしつつも、僕は無抵抗だった。ベルトが外されるのを、ただ眺めている。
 ずるっ。
 パンツごと、ジーンズが下ろされた。
 ばいーん!
 勃起した僕のチンコが、コスプレした女子高生の前に晒された。
「わっ! すごーい! おちんちん、勃っちゃってる!」
「あ、当たり前だろ? こんなにえっちな女の子の前で、勃たないわけない!」
 中途半端だったので、僕は立ち上がってズボンを脱ぎ捨てた。下半身露出したまま、再び彼女の脚の間にしゃがむ。
 コスプレした女子高生に勃起チンコを晒すだなんて、僕も変態だ。
 彼女は、じーっと僕のチンコを凝視している。そんなに珍しいのか?
「……ね、触ってもいいかな?」
「い、いいけど、撮るよ?」
「うん。撮って」
 青い篭手を着けた冷たい手が、僕のチンコを握った。
 ぎゅっ。
「うっ! つ、強いよ」
「ごめん。こう?」
 しゅっ。しゅしゅっ。
 かすみの両手が、僕の肉棒を優しくこする。
 親指をくっつけて、裏すじを刺激してくれている。
 すごい!
 17歳のコスプレイヤーが、ぺったんこなおっぱいをさらけ出したまま、僕のチンコを手コキしている!
 ぎこちないけど、そこがまた気持ちいい!
「……な、慣れてないね。チンコ触るの、初めて?」
「うん。だって、まだ処女だもん」
「そ、そうなの? ……じゃあ、教えてあげるよ。先っぽ、触って」
「先っぽ? ……赤くて硬いね。わ! 濡れてる! くちゅくちゅしてるーっ!」
 我慢汁で濡れた亀頭の先を、彼女は指の腹で撫でた。尿道口をくにくにといじくりながら、上目遣いで僕をうかがう。
「うあっ! ……そ、それ、すごい!」
「うふっ。ね、写真撮ってる?」
「わ、わかってる」
 パシャっ! パシャパシャッ!
「ねえ、出ちゃう?」
「で、出ちゃうって、なにが?」
「せーし」
「せ、精子? ……ああ。出ちゃうよ」
「じゃあ、出す」
「だ、出す? ちょっと待てって! お前、衣装汚れちゃうぞ?」
「あ、そうだ! ね、脚絆のひもほどいてくれない?」
 かすみはそういって、チンコから手を離した。
「え? 脚絆って、足の?」
「うん。うふふっ。やってみたかったんだー♪」
 ピンときた。
 手コキの次は、そっちか!
 僕はドキドキしながら地面に腰を下ろす。投げ出された彼女の細い脚を掴むと、青い脚絆のひもをほどく。興奮のせいか指が震えたけど、左右の脚絆を外すことができた。
「は、外したよ」
「ありがと。じゃあ……」
 白いニーソックスに包まれた彼女の小さな足が、持ち上がる。
 女子高生の脚。コスプレイヤーの足。
 それが、ゆっくりと僕の股間に伸びてきた。
 ぎゅっ!
 勃起したチンコが、可愛らしい足の裏に挟まれる!
「うあっ! あ、足コキっ!」
「うふふっ。足コキですよー。こうかな? かな?」
 さしゅっ。しゅこっ。
 淫らに股を広げたかすみが、僕のチンコを足コキする。
 白いニーソックスのさらさらした感触。すこし汗ばんだ足の裏の圧力。それらを、チンコで直に感じる。
 処女の女子高生足コキ
 コスプレイヤーの足コキ
 とっても気持ちいい!
「す、すごいっ! 処女のくせに、なんで足コキなんて知ってるの?」
「エロ同人誌好きだから。どう? 気持ちいい?」
「き、気持ちいいよっ! エロいよっ!」
「蒸れた足でしこしこされて興奮するなんて、変態さんだねっ♪」
「そ、そっちだって、ぺったんこなおっぱい丸出しで、そんなに股開いちゃって、変態じゃないか!」
「うふっ♪ ……おちんちん、硬くて熱いね。足で感じるよ。えいっ! えいっ!」
「ああっ!」
 彼女は足の指を曲げて、亀頭の先をくにくにしている。肉棒の裏を親指で撫でたり、また両脚で挟んだりする。
 なんて器用なんだ! 手コキより巧い!
 パシャッ! パシャパシャッ!
 僕は油断すれば即イってしまいそうな気持ちよさと戦いながら、足コキされるチンコを撮った。
「……おちんちん。……本物のおちんちん。あたしに足コキされてる。……あンっ!」
 足コキしながら、彼女はオナニーを再開した。青いハイレグの中に指を入れ、もぞもぞと動かしている。
 しゅっしゅっ。さしゅっ。
 くちゅっ。むちゅっ。
 えっちな音が、遠くから流れてくるざわめきに溶ける。
「き、器用だね。オナニーしながら足コキするなんて……。あっ! そこっ!」
「先っぽ、さっきよりにゅるにゅるしてるよ。ニーソについちゃった♪」
 ぬとーっと、彼女の足の裏に付着した我慢汁が糸を引く。
「も、もう少……し。や、やめないで。もうちょっとで、イきそうなんだ」
 淫らに股を広げたかすみが、淫靡な笑みを浮かた。
「うふっ。早いよー。もっと頑張って!」
「で、でもっ!」
「いうこときかないと、こうしちゃうんだから!」
 ぐぐーっ!
 白い足が、チンコを押してきた。僕の腹に、チンコが押しつけられる。
 それだけでも気持ちいいのに、足の親指がちょうど裏すじに当たってる! ぐにぐに動いてる!
「うあっ! ダメだよ! それ、イっちゃうよ!」
「そうなの? じゃあ、こうしちゃう!」
 ずりっと、彼女はお尻の位置を前に出した。
 ニーソックスに包まれた細い脚が、すーっと上がる。
 ぺとっ。
 小さな足の裏が、僕の顔面にくっついた。
「んはっ! あ、足っ!?」
「うふふっ♪ 自分だけイっちゃおうとするイケナイコは、こうだよっ!」
 ぐりぐりっ。ニーソックスに包まれた足の裏が、僕の鼻を押し潰し頬をこする。
 ニーソックスの肌触り。
 むれた足の裏のにおい。
 興奮する!
「あ、足っ! ニーソックスの足っ! はああっ!」
「……ねえ、くさい?」
「いいにおいだよ! ちょとすっぱくて、こうばしい!」
「ふーん。じゃ、舐めて?」
「……え?」
「舐めないと、足でしてあげないよ♪」
「……わ、わかった!」
 ぺろっ。
 白いニーソックスに包まれた足を、舐めた。
「ひゃっ! ほんとに舐めてるーっ!」
 僕はデジカメを地面に起き、彼女の脚を掴んでさする。柔らかくて、細い脚だ。ニーソックスの触り心地に、うっとりする。
 足先を、べろべろ舐めた。
 むれたにおいをかぎながら、足の指1本1本を丁寧に舐める。
 口の中に入れて、ちゅーちゅー吸った。ちょっとしょっぱい。
「足! ああっ! かすみの足っ! ニーソックスの足っ! 美味しいよっ! はむっ!」
「はぁん! くすぐったいよぉ! あっ! はぁん!」
 股をぱっくり広げたかすみは、オナニーを続けていた。
 僕は、彼女の股間が気になった。
 ハイレグの中でうごめく指。
 その指が、しきりに刺激しているところ。
「……ね、ねえ、かすみ。そこ、ずらしてよ」
「え? ……どこ?」
「指を動かしてるところ……。そのハイレグの中、……見たいな」
「なにが見たいの?」
「だ、だから……。かすみの、……おまんこだよ!」
 僕がそういうと、彼女はくすっと笑った。
「いいよっ♪」
 ぺろん。
 彼女は、あっさりと青いハイレグをめくった。
 なんて大胆なんだ!
 僕の目に、ぷっくりお肉に挟まれた縦すじが飛び込んできた。
 処女だけあって、ういういしいおまんこだ。陰毛は、縦すじの上にごくわずかしかない。
 でも、縦すじの周りが濡れててかっている!
「お、おまんこ! おまんこだ! 女子高生のおまんこ! かすみのおまんこ!」
「うふっ♪ 連呼しない。……んっ。こんなに濡れちゃってまーす♪」
 くぱぁ。
 指先で、縦すじを広げてくれた。
 ぬるぬるに濡れた、おまんこの中身!
 ピンク色のお肉に、小さな膣口! 尿道口! ぷくっと突き出てるのは、クリトリスだ!
「クリトリス、でかい! そんなにでかいのに、処女なの!?」
「やん! あたしは、クリ専門なのです♪ まだこっちの穴は、未使用ですよー♪」
 くにゅっと、膣口に指の先を入れる。ねちゅねちゅと、入り口を掻き回す。
「す、すごい……。おまんこの穴、ぐちょぐちょじゃないか!」
「でも、こっちのが気持ちいいんです。クリちゃんです♪ あンっ!」
 ぷにゅっと、クリトリスをつまんだ。こしこしと、指先でしごき出す。
 もう片方の手は、平たいおっぱいに伸びた。揉みながら、乳首を刺激している。
 エロい!
 衣装をはだけた姿が、たまらなくエロい!
 かすみのコスプレをした女子高生が、におうくらい近くで、ついにおまんこまでさらけ出しながらオナニーしている!
 ぐにぐにっ。
 僕が舐めていない方の足が、勃起チンコをつっついた。
「うあっ! な、なに?」
「うふっ。もういいよかな♪ おちんちん、しごいてあげるよ」
「そ、そう? じゃあ、一緒にイく?」
「……ん?」
 僕が脚を離すと、白いニーソックスに包まれた小さな足が勃起チンコを挟んだ。
 ぎゅぎゅぅーっ!
 足の裏で、締め付けられる。
「うああっ! ダ、ダメだってば! 強くしたらすぐイっちゃうよっ!」
「難しいなぁ。んっ。……ゆっくりがいい?」
「そうだね。ゆっくりしごいて」
「はーい♪」
 彼女はオナニーしながら、僕のチンコを足コキする。
 さっきと若干感触が違うのは、片方の足を涎でべちょべちょにしたせいか。
 しゅっ、しゅっ、しゅっちゅ。
 ちゅくっ。くにゅっ。ぷちゅっ。
 コスプレイヤーの女の子と、局部を見せ合う相互オナニー。
 しかも、足コキ。
 油断すると、すぐにイっちゃうそうだ。
「……ね、ねえ。ほんとにイってもいいの?」
「いいですよー。出しちゃっていいですよー。同人誌みたいに、どぴゅってするのかな♪ かな♪」
「ほ、ほんとに出しちゃうよ? そのかすみの衣装、僕の精子で汚しちゃうよ?」
「いいよー♪ せーし出るとこ見たかったんだー♪」
 ぐにぐにと亀頭の先を足の指が刺激され、ぐいぐいと肉棒を土踏まずの部分で押される。
「うあっ! で、出ちゃうよ! 先にイっちゃうよ!」
「……おちんちん、びくんびくんってしてる。えっちなおちんちんですねー。うふっ。かわいい♪」
「そ、そっちだって、乳首勃てちゃってるし、おまんこぐちゃぐちゃじゃないか。……あうっ!」
「そーですよー♪ あン! クリちゃん、気持ちいい……。あたし、男のひとのおちんちん足でしごきながら、クリちゃんいじってまーす」
「でっかいクリトリス、指でつねってる……。エロいよ。すっごいエロい! かすみエロい! あふうっ!」
「はぁン! ……イきそうなの? ね、あたしの足コキで、せーし出ちゃいそうなの?」
「うあっ! き、気持ちいいっ! かすみの足コキ、すごいえっちで気持ちいいから、イっちゃいそうだよ!」
「あン! ……あ、あたしも、気持ちよくなってきちゃった。……んっ! はぁん!」
 クリトリスをつまむ指の動きが、激しくなる。
 それに伴い、チンコを足コキする動きも速くなった。
 しゅしゅしゅしゅ、しゅここっ!
 ちゅくちゅく、ぷちゅちゅっ!
「うあっ! いい! いいっ! 先っぽ! 先っぽ! もっと先っぽしごいてっ! ああっ!」
「ここっ? ここなのっ!? あーン! やだぁ! おちんちん足コキしながら、あたしイっちゃいそうーっ!」
「いいよっ! 足の指で、先っぽくにくにしてっ! 指でクリトリスもいじって! うああっ!」
「おちんちん! おちんちん、足で感じるよっ! 硬くて、熱いの! すごいの!」
「オレも、チンコで足を感じてるっ! すごい気持ちいいっ! 足コキ、最高だよ!」
「あーン! クリちゃんも気持ちいいの! こうやって、こしゅこしゅしごくといいのっ! ここ、女の子のおちんちんなんだよ?」
「お、女の子のおちんちん? 足で男のチンコしごきながら、女の子のチンコしごいてるの? かすみエロい! エロかわいすぎるよっ!」
「あっ! あっ! くるよっ! きちゃう! すごいのきちゃうーっ! はぁっ! くぅん!」
「オレも、熱いの登ってきた! イく! 足コキでイくっ! かすみの足コキで、イっちゃうーっ!」
「イって! イって! どぴゅってして! あたしにかけて! あたしも、イクからっ! イっちゃうからっ! あっ! あっ! あ――ン!」
「うあああっ! イくイくっ! 出るっ! あっ! イッくぅ――ッ!」
 ばぶぴゅう――っ! ぶぶぴゅぶぴゅぅ――っ!
 すさまじい勢いで、僕の精子が発射された。
 弧を描き、彼女の腹やおっぱいまで飛ぶ。顔や、おまんこにも飛んでいた。
 かすみは、目をぱちくりさせる。
「……こ、これが、せーし?」
「そ、そうだよ。オレの精子だよ」
「へー。ほんとにどぴゅってするんだね! びっくりしちゃった!」
 彼女は、おっぱいについた精子を指でぬぐい取る。ねろーんと糸を引いた精子を口に運び、ぺろっと舐めた。
「……ふむ。味とかよくわかんないや。でも、すごいにおいだね」
「そ、そう? くさい?」
「うふっ。でも、好きかも♪」
「ははっ。変態だ」
「そっちこそー」
 彼女もイったのか、スッキリした顔で笑った。
 僕が持っていたポケットティッシュを渡し、チンコを丁寧に拭いてもらった。残ったティッシュで、彼女もおまんこを拭く。
 丸まったティッシュが、地面に残った。
 僕たちは、立ち上がった。乱れた衣装を整える。
「……コスプレ衣装、汚れちゃったね。だいじょうぶ?」
 申し訳ない気持ちで、僕はそういった。ティッシュで拭いたけど、精子が染み込んでる。
「うん。今日はもう着れないかなー」
「じゃあ、コスプレはおしまい? 待ってるひとに悪いな」
「いいよ。イベントは、今日だけじゃないし。ね♪」
 明るい笑顔でそういうと、彼女はすたすたと行ってしまった。
 僕ははっとして、地面に置かれたままのデジカメを拾った。
 しまった。せっかく相互オナニーしたのに、フィニッシュを撮り忘れた。
 悔しいな。
 ――イベントは、今日だけじゃない。
 そっか。
 そうだね。
 また逢える日がくるよね。
 僕は深呼吸して精子くさい空気を吸い込むと、狭い通路から表へ出た。

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プロフィール

Author:手炉芽亜
 
非日常的な愛と
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