電車のシートの端に座り、オレはぼんやりしていた。車内は、会社帰りのサラリーマンで、ごった返している。
ヴゥィン、というかすかな音が、どこからか、聞こえてきた。
なんだ? モーター音か?
ふと、隣に女の子が立っているのに気付いた。ドアの、わきだ。オレが座るシートのへりに、少し寄りかかっている。
眠気が、すっ飛んだ。
すっげー可愛いじゃないか。
小柄で、華奢な女の子だ。中学生だろうか、セーラー服を着ていて、スカートは今風に短かくしている。横顔を見ると、目がぱっちりしていて、睫が長い。整った顔つきで、真面目そうだ。艶やかな黒髪を、三つ編みにしている。
彼女は、うつむきがちに、窓の外を眺めていた。
気のせいか、顔が赤い。恥ずかしそうに、肩を寄せている。
ヴゥィンという音は、まだ、聞こえている。
おかしい。彼女から、音が漏れている気がする。
すっ、と、オレの膝の上に、長細い小箱が、置かれた。
「……え?」
ドキッとして、隣の席に目を向けると、女の子が座っていた。
オレは、ぎょっとした。
隣の女の子は、生意気そうだが、アイドルみたいな美少女だった。小悪魔のような笑みを、浮かべている。女子高生だろうか、ブレザーの制服を着ている。栗色の髪は、ウェーブがかかっていて、肩に流れていた。
「こ、これって、なに?」
オレが、うろたえ気味にそういうと、隣の女子高生は、つんと顎を上げた。
「好きにしていいよ」
「へ?」
オレは、小箱を、手に取る。
それは、なにかのリモコンだった。スイッチは、「弱」に合っている。段階があり、「強」と、「激強」があった。
オレは、唾を呑み込んだ。
これって、……もしかして。
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