深夜の、特急電車。
都内から郊外へ向かう私鉄の車内には、ほとんど客がいない。こんな時間に特急を走らせる意味があるのだろうかと、疑問に思うほどだ。
まあ、こんな時間に電車に乗っているオレがいうのも、なんだけど。
電車が、駅に滑り込んだ。ドアが開き、閑散としたホームが見える。どうせ、誰も乗ってこないだろう。
すると、ひとつ離れたドアから、誰かが、入ってきた。
オレは、ドキッとした。
若い、女の子だ。明るい色の髪は、ウェブがかかっていて、長い。ピンクのキャミソールに、デニムのミニスカート。黒いニーソックスに、赤いヒールをはいていた。
彼女は、カッカッとヒールを鳴らしながら、オレの前を通り過ぎる。
柑橘系の香水が、オレの鼻をくすぐった。
生意気そうだけど、可愛い女の子じゃないか。でも、化粧が濃い。マスカラで縁取られた目は大きく、てらっとしたリップで塗られた唇は厚い。耳や首には、銀のアクセサリーが垂れていた。いわゆる、ギャル系ってやつだろうか。
女の子は、車内の端の、短い優先席に、腰掛けた。
オレは、ドキドキしていた。
その理由は、彼女のスカート。
短かすぎる。
流行なのか、ギャルのファッションなのか知らないが、どう考えても、短かすぎる。あれでは、見えてしまうのじゃないのだろうか。
見たい。確認したい。オレは、その欲望を、止めることができなかった。
オレは、思い切って、席を立った。手に汗をかきながら、女の子が座る席の方へ、素知らぬ顔で、向かう。
彼女の正面の席に、座った。
彼女は、内股で、細い脚を伸ばして、腰掛けていた。ぼんやりとした目で、暗い窓の外を眺めている。
やっぱりだ。
丸見えだ。
正面から、彼女のパンティが、丸見えになっている。
黒いレースのパンティだ。きわどいラインで、クロッチ部分の上は、細かい柄のレースになっている。
パンティ。女の子の、パンティ。
彼女は、どういうつもりなのだろうか。見えても構わない、と思っているのだろうか。いわゆる見せパンというものなのだろうか。それにしては、生々しすぎる。レースの向こうは、地肌なんじゃないだろうか。
オレの股間が、むくむくと膨らんでくる。
プュッと音がして、ドアが閉まった。ゆっくりと、電車が動き出す。
オレは、正面の席に座る女の子の顔と、パンティを、交互に見比べていた。
よく見ると、若そうだ。おそらく、十代だろう。学生かも知れない。脚や腕は細く、胸もあまり膨らんでいない。首もとの鎖骨が、浮いている。腰は、折れそうなほど細い。
すさっと、彼女が、脚を組んだ。
お高くとまった仕草だ。クロッチの部分が、見えなくなる。けれど、黒いパンティ全体が隠れたわけじゃない。
彼女と、目が、合った。
オレは、ドキッとした。
パンティを凝視していたオレを見て、彼女は腕を組み、細い眉を怒らせる。
軽蔑された、かな。
しかし、オレは強気になっていた。逃げたければ、逃げればいいさ。
わざとらしく、身を乗り出す。真面目な顔で、彼女のパンティを、食い入るように見る。
パンティ。黒いレースのパンティ。ふとももに挟まれた、パンティ。なんてえっちなんだ。
女の子は、冷たい目で、オレを睨んでいる。
どうして、逃げないんだ? きついひとことも、飛んでこない。ギャルらしく、「見るんじゃねーよ!」なんて、怒鳴りそうなのに。
挑戦的だな、とオレは思った。
対抗心が、沸いた。
受けて立とうじゃないか。逃げ出さなかったことを、後悔させてやる。
オレは、席から立ち上がった。
女の子は、警戒したのか、身をこわばらせる。
彼女の前のつり革に、オレは両手でぶら下がった。斜め上から、彼女の黒いパンティを見る。
パンティ。薄そうな、パンティ。引っ張ったら、たやすく破れるんじゃないだろうか。あの薄い布の向こうには、彼女の性器がある。おまんこがある。ああ。なんてえっちなんだ。
えっちなのは、パンティだけじゃない。黒いパンティと、黒いニーソックスに挟まれた、白くむっちりした細いふともも。見事なコントラストだ。
柑橘系の香りを、すうっと吸い込む。
女の子は、マスカラで黒くなった目で、オレを睨んだ。軽蔑のこもった、きつい視線だ。すぐに、ぷいっと顔を背ける。
オレは、無表情で、彼女のパンティを、ガン見する。
黒いレースのパンティ。白い太ももと、ニーソックス。えっちだ。触ったら、気持ちよさそうだ。
そのまま、数分が過ぎた。
ガタンゴトンと、電車は走る。
どうして、彼女は、なにもいわないのだろうか。他の車両に、移動しないのだろうか。
誘っているのか?
もしかして、わざと、オレにパンティを見せているのか?
彼女は、露出狂なのか?
オレは、自分の考えに、興奮した。
よし。試してやる。
オレは、つり革から、片手を外した。
ジーンズのチャックを、下ろす。
膨らんだパンツが、のそっと顔を出した。
女の子の目が、大きく見開かれた。うっすらと口を開け、オレの股間を、じっと見ている。
悲鳴を上げられたら、終わりだと思った。この電車は、特急だ。次に止まるの駅までに、十五分はかかる。逃げるに、逃げられない。
この車両には、オレたちの他には、三人しかいない。遠くの席で、酔っぱらった中年のサラリーマンが、いびきを発てている。ギターケースを持った革ジャンの男が、でかいヘッドフォンで音楽を聴いている。黒縁眼鏡をかけた、OLっぽいスーツ姿の女性は、一生懸命携帯をいじっている。
けれど、オレは止まらない。
オレは、パンツの中に指を入れて、その中で脈打つ硬いものを、取り出した。
ビィン!
ギンギンに勃起したちんぽが、女の子の顔の前に、露出した。赤黒いちんぽの先は、てらっと濡れている。
「……えっ!?」
女の子は、小さく叫ぶと、組んでいた脚を解いた。内股気味になり、ぐっと身体を引く。
オレは、気が遠くなりそうになった。
電車の中で、ちんぽを露出している。生意気そうなギャルに、ちんぽを見せつけている。変態だ。オレは、変態になってしまった。
ここまできたら、いくとこまでいくしかない。
そう思ったオレは、ちんぽを、握った。
こすこすと、肉棒を、こする。
女の子の、黒くて薄いパンティを見ながら、息を荒くする。
オレは、つり革にぶら下がりながら、オナニーを始めたのだ。
パンティ。黒いレースのパンティ。ギャルのパンティ。薄くて、えっちなパンティ。柔らかそうだ。暖かそうだ。パンティの、においをかぎたい。パンティに、顔を埋めたい。
息が、荒くなる。
彼女は、なにもいわない。泣きそうな顔をしているが、大きく見開いた目は、オレのオナニーをしっかりと捕らえていた。内股になった太ももを、もじもじと、動かしている。
彼女の脚がこすれるたびに、黒いレースのパンティが、生き物のように、動く。
パンティ。女の子の、パンティ。ナマで見る、えっちなパンティ。
気持ちいい。すごく、気持ちいい。
手のひらで、ぬるぬるとした亀頭を撫でる。指で、びぃん、びぃん、と肉棒を弾く。
あっという間に、限界がきた。じわりと、尿道に、熱いものが入ってくる。
ちんぽをしごく手が、早くなる。
オレは、つり革から手を離し、がに股になった。握ったちんぽの先を、黒いパンティに向ける。
「んはっ!」
どぴゅっ! どぴゅどぴゅうっ! ぶぴゅうっ!
白く濁った精液が、オレの赤くなった亀頭の先から、勢いよく、射出された。
それは、彼女の黒いレースのパンティと、黒いニーソックスに、びちゃびちゃと、飛び散った。
ココアのクッキーに散らばる、ホワイトチョコのように。
「え? 嘘っ!?」
女の子は、ビクッと身体をこわばらせ、息を呑むような悲鳴をあげる。
やっちまった!
瞬時に冷静になったオレは、後悔した。これは、犯罪だ。ちんぽを出した時点で犯罪だが、射精しちゃったら、もういいわけはできない。
「……な、なにこれ。……熱い。……セーシ?」
女の子が、泣きそうな顔で、オレを見上げた。
オレは、先っぽから白い糸を引くちんぽを、しまうことすらせず、呆然と、彼女を見る。
「あたしに、セーシ、ぶっかけたの?」
「……お、おう」
オレは、なんとか、うなずいた。
「な、なにしてんの? 変態じゃん。どーすんのよ、これ!」
震えているが、高くて綺麗な声だ。
なんて、思っている場合じゃない。どうする、オレ!?
「そ、そっちが誘ったんだろ?」
オレは、素早く車両を見回した。向こうにいる乗客は、こっちの状況に気付いてない。走行音で、彼女の声も届いてなさそうだ。
「バッカじゃない? さっきから、あたしのぱんつ見て、変態!」
「変態は、そっちだろ?」
どうにでもなれ。
オレは、膝を突くと、彼女の白いふとももを、乱暴に掴んだ。
がばっと、開く。
オレの精液が散らばった、黒いレースのパンティが、目の前に広がった。
「ちょ!? な、なにすんの!?」
「濡れてるんだろ?」
「は?」
「オレのちんぽを見て、オナニーを見て、濡れたんだろ?」
「そんなわけないじゃん。やめて。離して! 大声出すよ!」
「じゃあ、試してみるか?」
「な、なにを?」
「濡れてるか、濡れてないか」
「なにいってんの?」
「濡れてなかったら、オレの負けだ。警察にでもなんでも、突き出せばいい。でも、濡れてたら、オレの勝ちだ。お前は、露出狂だ。オレのことを、とやかくいうべきじゃない」
いいながら、オレのちんぽは、活力を取り戻していた。むくむくと、反り上がる。
「そ、そんなの、どうやって確認するのよ?」
「入れる」
「……はぁ?」
「すんなり入ったら、オレの勝ちだ。入らなかったら、オレの負けだ」
「……嘘。い、いやよ、そんなのっ!」
「勝負だっ!」
オレは、彼女の黒いパンティの、クロッチの部分を、指で、ぐいっと横にずらした。
「きゃっ!」
おまんこが、あらわになった。
驚いた。
すじ、といってもいいくらい、未成熟なおまんこだ。子どものような、おまんこだ。
左右の肉が、ぷっくりと膨らんでいる。すじの中に、ピンク色の肉ヒダが、少しだけ見えている。
ギャルっぽいくせに、なんて綺麗なおまんこなんだ。
じっくりと眺めていたいが、鑑賞している暇はない。
オレは、抵抗しようとする、黒いニーソックスに包まれた細い両足を、強引に持ち上げて、脇に抱えた。
そして、問答無用で、完全回復していきり立ったちんぽを、おまんこのすじに、ねじり込んだ。
みちゅにちいっ!
ちんぽが、おまんこの中に、吸い込まれていく。
「うおっ! 入った!」
「やだっ! 嘘っ! あぁン!」
オレは、勝負に勝った。勝手な勝負だったが、勝利した。
彼女のおまんこは、濡れていた。ぐしょぐしょに、濡れていた。レースのパンティが黒いから、わからなかった。完全に、賭だった。正直、勝てるとは、思ってなかった。それなのに、オレのちんぽは、根本まで、女の子のおまんこの中に挿入されていた。
「す、すげえ。こんなに、濡れてたなんて!」
ずるうっ。
腰を引くと、彼女のおまんこの汁で濡れたオレのちんぽが、車内の電灯に、てらりと光った。
ずぽぉっ!
ちんぽを、彼女のおまんこに、突く。熱い。ちんぽ全体で、彼女の膣の温度を、感じる。
あまり使い込んでいないのだろうか、締め付けは、きつい。
柑橘系の香りが、むせるほど、間近ににおう。
「あっ! は、入ってるぅ……。知らない男のひとのちんこが、あたしのマンコに、入ってるぅ」
女の子は、ため息を漏らすような声で、そういった。
「うあっ! おまんこ! おまんこっ! オレのちんぽが、お前のおまんこの中に、入ってるぞっ!」
ずぽっ。ずぽっ。にちっ。にちゃっ。ぬぽっ。
ゆっくりと、おまんこを味わうように、ちんこを、出し入れする。オレのちんこで、おまんこの肉ヒダがめくれ上がるのを、眺める。
「あっ! あっ!あっ! ……ちんこが、ナマのちんこが、あたしのマンコに、入ってるよぉ! あっ! あっ! あーン!」
彼女の小さなあえぎ声に、オレは興奮した。
さすさすと、ニーソックスに包まれた脚を、撫でる。なんともいえない、えっちな手触りだ。オレと彼女の結合部分には、わきにどけられた、黒いレースのパンティ。パンティに隠されていた陰毛が、わずかに覗いている。
ちらりと、車両の向こうに目をやる。眠りから覚めたサラリーマンが、身を乗り出して、こちらを見ていた。黒縁眼鏡のOLは、携帯を見るふりをしながら、ちらちらとオレたちの方を伺っている。ギターケースを持った男は、ヘッドフォンの音楽に夢中のようだ。
車掌のアナウンスが、次の到着駅の名を、スピーカーから響かせた。
電車の中で、セックスをしている。ひと前で、セックスをしている。そう思うと、さらに興奮は高まる。
「見てるぞ! 見られてるぞ、お前の、おまんこっ!」
「いやっ! 見ないでーっ! 電車の中でセックスしてるの、見ちゃいやーっ!」
「ああっ! 締め付ける! すごい締め付けだ! お前のおまんこ、すっげー気持ちいいぞっ!」
パン! パン! パァン!
バレているなら、もう遠慮はいらない。オレは、思いっきり腰を振る。ぶらぶらと揺れる彼女の赤いヒールが、背中に当たる。
「あっ! あっ! 感じるっ! 感じちゃうっ! マンコで、ちんこを感じちゃう! 子宮、ずんずん突かれてるぅ!」
彼女は、自分で、ピンクのキャミソールを、まくり上げた。銀のネックレスが、激しく揺れる。
淡いブルーのブラジャーを、乱暴にずらすと、白いふくらみが、あらわになった。
おっぱいだ。
ちいさいが、綺麗なおっぱいだ。
ピンク色の、少し大きめの乳輪が、いやらしい。乳首は硬くなり、ピンと、立っている。ふたつのそれを、女の子は、両手の指で、つまんだ。ぎゅうっと、つねあげる。ビクビクッと、彼女は痙攣し、おまんこが締まる。
「あっ! あーン! 気持ちいいよっ! マンコとおっぱい、気持ちいいっ! んっ! あっ!」
大きな目に一杯の涙を浮かべ、小さな口から涎を流しながら、女の子は叫ぶ。
「いいっ! いいっ! お前、すげえやらしいよっ!」
オレは、黒いレースのパンティを、ぐいっと掴んだ。さっきから、邪魔だったのだ。ブチブチィッと、薄いパンティを引きちぎる。
「いやぁっ! パンティ、破られちゃったぁ!」
「これで、もっと深くまで突けるぞ! 奥まで、入れるぞっ!」
ぬろぉ! ずぷっ! ずぷっ! ぬぷっ! ぷちゃっ! ずぷずぷぅっ!
「あっ! あっ! んっ! あっ! もっと突いてぇ! あたしのマンコに、ちんこ突いてぇ! 無茶苦茶にしてぇ! あっ! あっ! あーン!」
ウェブのかかった髪を、激しく揺すり、彼女はもだえる。おっぱいをもみしだく手は、快感を求めて、いやらしさを増す。
追い打ちだ。オレは、指先で、彼女の硬くなったクリトリスを、むにゅむにゅと、愛撫する。
きゅうっと、おまんこが、よりいっそう、締まる。
「あっ! だ、だめっ! クリちゃんは、弱いのぉ! いじっちゃだめぇ! あっ! んっ!」
クリトリスをいじるオレの手を、彼女の手が掴んだ。だが、力が入ってない。まるで邪魔になってない。
「気持ちいいのか? クリトリス、感じちゃうのか?」
くにっ、くにっ。にちゃ、にちゃ。むにゅっ。くちゃっ。
「あっ! あっ! あーン! だめっ! 気持ちいい! マンコとクリちゃん、気持ちいい! イっゃう! イっちゃうよーっ!」
「イっちゃえよ! オレも、イくからっ! お前の中に、出すからっ!」
パァン! パァン! パァン!
渾身の力を込めて、激しく腰を振る。じわじわと、ちんぽの先が、熱くなる。
「えっ!? だ、だめっ! セーシ、中で出しちゃだめっ! お願い! 外で出してっ! 中で出したら、孕んじゃうよっ! 電車の中で、妊娠しちゃうよっ!」
「無理だっ! 出すよ! イくよっ! お前のおまんこの中で、精液、いっぱい出すよっ!」
「やめてーっ! あたしのマンコの中で、どぴゅってしないでーっ! ナマのちんこ、子宮に入ってる! 入ってるからぁ! 中出ししないでぇーっ! 赤ちゃん、できちゃうからーっ! 子宮の中に、セーシ出さないでーっ!」
「出すよ! イくよ! おまんこの奥に、出すよ! 中出しするよーっ! イく! イくイくイくっ! あ――っ!」
「いやあぁ――ン!!」
ぶぴゅっ! ぴゅゆぶぴゅぶぴゅう――っ!
オレは、射精した。
ガクガクと震える女の子の子宮の中に、思いっ切り、射精した。
すさまじい快感が、全身を駆け抜ける。
やっちまった! 見知らぬ女の子の子宮の中に、たっぷりと、射精してしまった!
余韻を味わいながら、ちんぽを、奥に、突く。
ビクン! と女の子が揺れた。
「……だ、出しちゃったの? あたしのマンコの中に、セーシ、出しちゃったの?」
涙目で、肩を震わせながら、女の子はそういった。
「いっぱい、出たと思うよ」
オレは、ずるりと、おまんこから、ちんぽを抜いた。
ぶるっと、女の子が震える。
彼女は、股を大きく広げている。
オレのちんぽから、白い精液の糸が、彼女のおまんこに、伸びる。きらりと光るそれは、中央で、ぷっつりと切れた。
ゴポッ。
開きっぱなしになった、ピンク色のおまんこの奥から、白濁とした精液が、あふれ出てきた。ぼたぼたと、床に落ちる。
「……すごい。あたしのマンコ中から、……セーシ、いっぱい出てきちゃった」
女の子が、いとおしそうな声で、つぶやく。
彼女は、自分のおまんこに、震える細い指先を、入れた。くちゅっと音をさせて、おまんこを広げ、ゆっくりと、精液を掻き出す。そして、指にねっちょりとついた精液を、小さな口の前に持って行った。
ぺちょ。
嘗めた。
指についた精液を、クリームのように、嘗めた。
精液を嘗め切ると、再び、指を、おまんこに入れる。ぷちゅっと、いやらしい音がした。
オレは、ちんぽをだらしなく下げたまま、ぼんやりと、彼女の行為を眺めている。
電車が、速度を落とした。
オレと彼女は、動けない。
アナウンスの声が響き、電車が止まる。ドアが開いた。寒々とした風が、車内に入っている。しかし、ホームに人影はない。誰も乗車しないまま、電車はドアを閉め、走り出す。
少し、ほっとした。誰か入ってきたら、終わりだった。
「おい、あんた」
背後から、男の声。
びくっとして振り返ると、ギターケースを背負った、若い男が立っていた。不機嫌そうな顔で、オレを睨む。
「あ、……い、いや、これは」
「次、オレでいい?」
「……え?」
オレは、耳を疑った。
若い男は、ギターケースを置くと、革パンツのファスナーをさっと下ろした。
なんてこった。こいつ、据え膳にありつくつもりなのか。
女の子を見ると、唇に指を当て、うっとりとした淫乱な目で、若い男を見ていた。脚は、大きく開きっぱなしだ。おまんこから、オレの精液が、たらりと垂れている。
いいのかよ。オレは、すこしガッカリした。誰でも、いいのか。
革のパンツを脱いだ若い男は、女の子の前に立ち、黒いニーソックスに包まれた両脚を、持ち上げた。
「じ、じゃあ、次は、私が……」
いつの間にか、中年のサラリーマンも、そばに立っていた。前屈みになって、はぁはぁ息を荒くしている。
「どーぞ、どーぞ。みんなでヤりまくりましょう」
もう、どうでもいいや。オレは、うなずいた。
あっ。と、オレは思った。
サラリーマンのうしろに、黒縁眼鏡のOLが、立っていたのだ。責めるような目でオレを見て、前に出る。
これは、まずいぞ。今度こそ、まずいぞ。
「あ、あのっ! ……わたしも、お、犯してくれないでしょうかっ!」
OLは、思い切ったように、そういった。
「……え? マ、マジっすか!?」
オレは、半笑いになった。みんな、その気になっちゃったのか?
「は、はいっ!」
もじもじしているOLは、よく見たら、痩せているのに、おっぱいが大きくて、スタイルがいい。肌も、すべすべだ。歳は、二〇代前半くらいだろうか。大学を出て、間もないように見える。
黒眼鏡の向こうは、つり上がり気味で、睫の長い目。薄く化粧をした肌。真面目で清潔そうな雰囲気だ。
この女性と、セックスできる。
ぴくぴくと、オレのちんぽが、反応する。
「よっし! じゃあ、そっちでセックスしましょうか」
「は、はいっ! 是非、中出ししてくださいっ!」
「おお! もちろん! 妊娠させますよ!」
彼女は、相当興奮しているようだ。オレは、ドキドキしてきた。OLの尻を、タイトなスカートの上から撫でつつ、隣の席に向かう。
「おるぁ! おるぁっ! 感じてんのか? おるぅあっ!」
横を見ると、若い男が、スパァン! ズパァン! と、激しい音を奏でていた。女の子は、遠慮なく、あえぎ声をあげている。
サラリーマンは、待ちきれないのか、若い男のセックスを見ながら、ズボンを下ろし、黒光りするちんこをしごき始めていた。
電車の中で、乱交プレイか。
最高じゃないか。
オレは、全裸になった。もはや、この車両の中で、共犯者以外は、いない。
「お、お願いします」
椅子に腰を下ろしたOLが、タイトなスカートをたくし上げて、むっちりとした脚を開いた。
清楚な、白い、レースのパンティ。
「回復まで、ちょと時間かかりますから、愛撫します」
「はいっ! わたしのおまんこ、もう、ぐっちゃぐちゃです!」
OLは、大きなお尻を持ち上げる。オレは、震える手で、白いレースのパンティを、ずるりと下ろした。
「おお……」
思わず、声が漏れる。
大人まんこ、だった。
全体的に黒ずんだ大人まんこは、テラテラと輝き、膣の中から、白い液体が垂れていた。
オレは、色めきだった。
見た目とのギャップが、すごい。若くて、真面目そうに見えたのに。どれくらいの経験を積むと、こんなにおまんこが黒ずむのだろうか。
外側の肉は、唇のように、びらびらしている。赤く尖ったクリトリスも、陰毛の茂みの中からぷっくりと顔を出している。さっきの女の子の、すじまんことは、まるで別物だ。
「すっげ! むちゃくちゃえっちだ!」
オレは、OLの大人まんこを、ぶちゃぶちゃと、むさぼった。
「ンはっ! ンはっ! おまんこ! わたしのおまんこっ! 舌で嘗められて、気持ちいいっ! とろけちゃうわ――っ!」
ビクン! ビクン! と、OLは痙攣する。スーツの上から、わしわしと巨乳を揉み始める。
車掌のアナウンスが、次の到着駅の名を、スピーカーから響かせた。
その日、終着駅で降りたオレたち五人は、ラブホテルに入り、朝まで、眠ることなく、何度となく、乱交を重ねた。
「こんなことに、なるなんてね」
満面の笑みで、女の子はそういった。オレに、もたれかかる。
早朝の電車で、オレと彼女は、隣り合って座っていた。窓から差し込む朝日が、まぶしい。他の三人は、まだラブホテルにいる。激しい乱交セックスに疲れたのか、ぐっすりと眠っていた。
化粧をはがした女の子は、思った通り、綺麗な顔をしていた。短すぎるミニスカートの中は、ノーパンだ。
正面に座る、朝練に向かう高校生男子たちが、丸見えのおまんこを、食い入るように見ている。
「お前さ、最初から、誰かに犯されるつもりだったの?」
「運命を、信じててたんです」
「運命?」
「うん。運命の、ひと。あなたが、そう!」
「オレかい」
「だって、なかなかいないよ。電車の中で、パンティ見ながら、オナニーするひとって。それに、さっきの三人の中で、あなたのちんこが、一番気持ちよかったもん」
オレは、まんざらでもない気分だった。
しばらく、彼女で楽しめそうだ。
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